デザイン 2022/02/09
皆様こんにちは! クレス理容室武蔵浦和店の泉山です☆
今回はツーブロックスタイルについて掘り下げてご紹介していきたいと思います。
是非とも学校関係者や教育現場を管理する方々に見ていただきたいのですが、個人的見解も多いとので、どうかご理解ください。(笑)
まず始めに理解していただきたいのが、ツーブロそのものです。今更で知ってる方も多いと思いますが今回、ご説明していきたいと思います。
元々、我々理美容師の間では、カットからパーマ、カラーなど全ての技術面で頭部をブロック(サイド、フロント、バック、トップなど区画)に分けて仕事をしています。この際ダックカールやヘアピン、ヘアゴムなでブロックの区画をハッキリとり分ける行為をブロッキングと言います。
このブロッキングを使い、万人共通で気になりやすい耳周り部分だけを他のブロックより短くすることをツーブロックと言います。(右と左の2つのブロックを短くするからツーブロック)
元々、昔のドイツ軍人の方のヘアスタイルがツーブロックの発祥と言われています。頭上部の長さを残すことによってただのボーズよりも野暮ったさを出さず、バランス良く清潔感のある状態を長くキープ出来るという点では戦時中にピッタリだったのかもしれません。
これと同じ事が校則にも言えることだと思います。学校側から見たとしても、耳周りや襟足ボサボサで野暮ったいヘアスタイルよりスタイリッシュなヘアスタイルの方が望ましいですし、内外からのイメージも一新出来ると思います。
ただ一律で同じヘアスタイルの生徒で学生をまとめるよりもヘアスタイルに幅を出してあげた方が、今の時代、オシャレなスタイルで学業も両立したい学生達にとってニーズに合っているのかなと思います。
整髪料の制限のある学校も多いと思います。
上記の写真はOFFスタイル(スタイリングなし)では耳がしっかり出ていて襟足がスッキリしている通常の学生スタイルです。
しかし、休みの日や正装イベントなどではONスタイルで写真のような動きのあるスタイルになります。
逆に言えば、セットしなければ、なんら普通の学生スタイルと変わりません。ツーブロックの刈ってあるブロック面をだしすぎない制限さえあれば一般的に言われる奇抜さもなく、清潔感のある優等生スタイルなんです。
理・美容師から言わせていただくと通常の耳を出して襟足をスッキリするだけのスタイルよりも圧倒的にもちが良くなるので本来はオススメしたい所!
眼鏡をかける方は更に耳周りの毛が浮かなくなるのでクセもつかずラクですし。スッキリしていて横の毛の納まりも良いです。この点もツーブロックが万人に愛される理由の一つで、学生さんこそピッタリ!
ひっくるめて、学生さんなど清潔感を出したい方々にピッタリなのかなと思います。全体的にヘアスタイルのもちが良くなるのでこまめに頭髪検査で時間をさかなくて良く、お互いWIN、WINになれるのかなと思います。
最初にお話しした通りこの件に関しましては賛否両論あるかと思いますが、サイドの高さを上げすぎない制約とツーブロックのミリ数に下限を決めることで、ある程度のヤンチャさはカバーできるので校内で議論してみるのもよいかもしれません。
昨今は議論の末、校則でOKになった話もたびたび耳にします。
個人的には日本全体の学生さんがオシャレで先進的な国民性が浸透してグローバルに活躍できる、方々に育って欲しいと願っております。
自分も古いタイプの人間ですが、固定観念にとらわれずより良い環境を作っていけたらなと思っております。
もしよろしければ、関係者の方々皆様にご一考していただけると幸いです。
最後までのご閲覧ありがとうございました。
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このコラムのライター
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