✔️振袖について
振袖とは
未婚女性の第一礼装で、最も格式が高い着物です。
袖丈が長く、長さによって小振袖、中振袖、大振袖に分かれています。
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小振袖
裾の長さが60cm~80cmほどで、着用するとふくらはぎあたりに来る長さです。
袴やブーツにバランスよく合わせられるので、卒業式に多く着られます。
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中振袖
袖の長さが100cm前後で、着るとふくらはぎあたりまで届くことになります。
一般的に成人式の時に着られているのがこの中振袖です。
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大振袖
振袖の中で最も格式が高い振袖です。
主に婚礼衣装として使われ、花嫁さんがお色直しでおはしょりをせず
裾を引いて登場したりします。(引き振袖と呼びます)
違いは裾の長さで、大中小の準に礼装としての格を示しています。
あくまで身に着けるシーンは例です!
今や、長身長の子も増えてきて成人式に大振袖を身に着けることもあります。
また、成人式で着た中振袖を袴と合わせて卒業式で身に着けることもあります!
✔成人式にはどんな着物を選べばいいの??
・着物の種類
昔は成人式の振袖といえば、中振袖が主流でしたが
今では平均身長も高くなり大振袖でも綺麗に着こなせる子が増えて
大振袖の人気も増えているそうです!
自分の体形や身長に似合う丈の振袖を選びましょう。
・着物の柄や色
振袖は色、柄、共に豊富にあります。
成人式の主役は新成人ですので、成人式で着用する場合は
自分が
似合う、
好きな柄…など着たい着物を自由に選びましょう♥
・帯や小物
帯も、柄・色が豊富で
その他の小物も、色・柄・形がとても豊富です。
こちらもそれぞれ好きなものを選びましょう!
とはいっても種類がたくさんありすぎるので、どうしようか迷うこともあると思いますが
振袖には多くの色が使われているので基本どんな色の小物を組み合わせても似合わないことはないです。
着物となりたい雰囲気に合わせてみてください。
♥レンタルも購入もしない!ママ振♥
最近、振袖のレンタルや自分用に購入ではなく、
お母さんの振袖(
ママ振)またはおばあちゃんの振袖を着用する子も増えています!
時代の変化で全体的に地味に見えてしまうようであれば
小物系を好みのものに変えてあげるとかなり印象が変わります☆
✔結婚式にお呼ばれされた場合には!?
結婚式は女性ゲストの服装も華やかさを左右する大きな要素ですよね。
着物を着て参列することはとても喜ばれることです♥
しかし成人式とは違い、
主役は”花嫁”になり、
少し気を付けなければいけないこともあります。
・着物の種類
基本どの袖丈の振袖でも着ることが出来ます。
ただし、花嫁さんが大振袖で着るようであれば格を下げて
中振袖を着るといったエチケットが必要です。
振袖は未婚女性が着れる着物です。
既婚者である場合は訪問着を着るのが良いでしょう。
また、新郎側のゲストとして参列する場合、振袖を着てしまうと
独身であることが一目で分かってしまい、
新婦(または家族)に不快な思いをさせてしまうかもしれないので
新郎側のゲストである場合、振袖は控えたほうが良いかもしれません。
・着物の柄や色
ウエディングドレスのイメージである
白と親族衣装(黒留袖)と同じ色である
黒が
メインに仕立ててある振袖は控えましょう。
それからお色直し後の花嫁衣装と被る色、目立つ奇抜な格好は避けた方が良いです。
確認のために事前に花嫁さんに連絡してみても良いと思います。
・アクセサリー類
結婚式は正装になるので着物を着る場合
ピアスやイヤリング、ネックレスの着用は控えましょう。
着物の場合、かんざし花飾り、組紐などの
ヘアアクセサリーで華やかさを添えましょう。
ただし、ヘアアクセサリーも奇抜なデザインや大きすぎるものなど
目立ちすぎるものは控えましょう。
✔最後に
いかがでしたか??
成人式と結婚式では”主役”が違うのでそこだけ注意するといいでしょう。
華やかである振袖は、人生の中でも着れる機会がとても少ないですから
ぜひ着れる時に着ていただきたいです☆