カテゴリ未設定 2020/04/09
白髪染めと、ファッション用のカラー剤の違いってわかりますか?
白髪染めの特徴
①染料濃度が高い
(黒髪と白髪の色味の差を少なくするため、ブラウンの染料が入っている為)
②脱色力が弱め
(白髪染めは落ち着いた色味が好まれる為、ダメージが少なめ)
ファッション用のカラー剤の特徴
①染料濃度が低い
(キレイな発色をさせる為、ブラウンの染料が抑えてある)
②脱色力が高め
(メラニン色素を脱色する事で鮮やかな発色ができる)
白髪染めに切り替えるタイミングは、様々ですが、お客様本人がカバーしたいと思ったその時でいいと思います。
基本はあまり明るく染めることが出来ないので(白髪がきれいに染まらず、浮いて見える為)もし、明るめにしたい場合は黒髪を明るくする事で、白髪との明るさを近づけることでぼかすという方法あります。
ちなみに、自宅でセルフカラーして失敗してしまったケースも続出しています。
通常のヘアカラー剤というと市販でも美容室でもジアミン系染料の『酸化染毛剤』のことを指します。
ヘアカラーにはいくつか種類があって特性も違うのですが、一般的にヘアカラーと言えば、この医薬部外品という分類の酸化染毛剤のことを指します。
美容院のヘアカラーと自分でするヘアカラーの違いと言うと。
「根元と中間から毛先の塗り分け」
「根元と中間から毛先で塗る薬剤自体を変えている」
「前処理剤を使用している」などです。
市販のヘアカラーでカラーリングする場合は、どうしても薬剤は1種類になってしまいますし、どう塗り分ければいいかわからない方も多いのではないのでしょうか?Σ(´Д`)ハッ!!
なので普通の人は、根元から毛先まで一緒に塗ってしまいます。それが失敗の原因になってしまうのです。
その結果、ホームカラーでの失敗では『根元が明るくて毛先が暗い』となりやすく、違和感を感じてしまいます 。
一度染めたヘアカラーの染料は簡単には明るくできないのです。
なぜかというと、「髪の毛のメラニン色素は簡単に脱色出来るけど、カラー剤の染料は簡単には脱色出来ない」からなのです。
もしもホームカラーで『根元が明るくて毛先が暗い』状態になってしまった時は。
迷わず美容院で施術をお勧めします。
が、、、、、
失敗を覚悟でホームカラーで何とかしたい方は、、、
「根元を暗く染めて毛先の暗さに合わせる」←全体がかなり暗くなります。
「ブリーチ剤やライトナーを使用して毛先の暗さを明るくして根元に合わせる」←明るくすることが可能ですが、さらにムラになりやすく、多少なりとも髪に負担がかかる。
失敗した髪をもとに戻すのは非常に時間とコストもかかってしまいますし、
何よりも必要以上に髪をダメージさせてしまいますので、ご注意を~(^^)/
岩倉でした~(´ω`)
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